スピルバーグ映画は好きですか?
世界中で、日本でも、スピルバーグ監督の作品は大ヒットします!
でも意外とスピルバーグ監督作品を、観客に媚びた作品として「つまらない」と言う人もいるみたいです。
ちなみに・・・
私はスピルバーグ監督作品が大好きです!
十代にハリウッド映画にハマったのは、チャップリンと美男美女俳優と、ルーカス×スピルバーグでした。
『スター・ウォーズ』や『インディー・ジョーンズ』は青春の1ページです。
ルーカスが想像したスペース・ファンタジー『スター・ウォーズ』の特撮はそれまで無かったものでワクワクさせられた。
そして、スピルバーグの作品はワクワクだけでなく、泣いたり・笑ったり・感動できたりした!と言う意味で「映画の全てがあった」と言う思いです。
宇宙人?だったスピルバーグ
1946年12月18日にアメリカのオハイオ州シンシナティでウクライナ系ユダヤ人の家庭に生まれ、アリゾナ州に育ったそうです。
スピルバーグ自身が宇宙人と言う訳ではなく、宇宙人を描くことがアメリカ人としての使命だったと言えます。
『未知との遭遇』はアメリカ人の憧れなのです。
“?”と思ったでしょう~アメリカは200年ちょっとの歴史しかない国で、伝説や伝統がない国です。
ヨーロッパならギリシャ神話からアーサー伝説とか色んな伝説が有り、日本にも天照大神から綿々と伝説が数多く有ります。
そんなアメリカには、先住民族の伝説は有ってもヨーロッパから移住してきた人々には何の伝説も有りません、だからこそ、宇宙人に選ばれた民族としてのアメリカ人と言う物語が必要なのです!
だから宇宙人は必ずアメリカに舞い降ります、スーパーマンも落ちたところはアメリカです!(笑)
エリア51を聖地にする必要があり、世界中にエンターテイメントとして広めたのがスピルバーグその人でした。
高校くらいの頃には、早川書房から数々のSF小説が日本に紹介されました。
ロバート・A・ハインラインやフィリップ・K・ディック、アイザック・アシモフ(ソ連生まれのアメリカ育ち)、アーサー・C・クラーク(イギリス人)と言った作家たち。
それぞれが映画化された原作を数多く書いているSF界の重鎮たち。
文字の中の世界をスピルバーグが明確に、宇宙人・宇宙船の映像化を果たし、世界のスタンダードにしてしまった。
今、スピルバーグ監督作品について語ること、それは彼はSFだけではなく、パニック映画やヒーロー物、ヒューマンドラマからシリアスなものまで、自分の作りたい作品を自由に作っている、アメリカの現代の映画史そのものと言える。
みんなが選んだスピルバーグ・ベスト10
ローリングストーン誌が選んだベスト10はこちら~
10位 『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』 237百万ドル:13位
9位 『1941』 109百万ドル:19位
8位 『ジュラシック・パーク』 796百万ドル:3位
7位 『プライベート・ライアン』 369百万ドル:9位
6位 『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』 766百万ドル:4位
5位 『激突!』
4位 『未知との遭遇』 481百万ドル:5位
3位 『E.T.』 1,228百万ドル:1位
2位 『シンドラーのリスト』 199百万ドル:15位
1位 『JAWS/ジョーズ』 1,109百万ドル:2位
※ 現在の価値に換算した場合 Boxofficeより、順位はスピルバーグ監督作品内
人気投票で、ダントツの1位が『JAWS/ジョーズ』だそうで、2位に倍の投票が有ったらしく、映画の専門家(評論家とか関係者)の間でも評価は高いので納得。
その他、米VULTUREが選んだ全作品のランキングでは、トップは『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』でした。
【王様のブランチ】好きなスピルバーグ監督作品TOP10
2020年5月23日の【王様のブランチ】では、スピルバーグ監督作品の視聴者が選んだトップ10が放送されました。
10位 『宇宙戦争』 ('95年公開)
9位 『激突』 ('73年公開)
8位 『レディ・プレイヤー1』 ('18年公開)
7位 『シンドラーのリスト』 ('94年公開)
6位 『A.I.』 ('01年公開)
5位 『未知との遭遇』 ('78年公開)
4位 『ジョーズ』 ('75年公開)
3位 『E.T.』 ('82年公開)
2位 『インディー・ジョーンズ』シリーズ ('81年公開~)
1位 『ジュラシックパーク』 ('93年公開)
ちなみに『ジュラシックパーク』は『インディー・ジョーンズ』と同様にシリーズ化されていて、第2作まで監督として演出を手がけています。