あなたは映画が好きですか?
ぼくは映画が好きです!
ぼくはフリーランスのプロデューサーと言う立場で、時々、映画を作っています。
映画館で上映される映画です。
普段は、映画をたくさん見て、たくさん感動して、時々、ブログに感動した映画のことを書いています。
この世には、
よっぽど頭が良くないと、
よっぽどお金を持っていないと、
よっぽど才能とか経験がないと、「どうせ無理だ」
といわれることがたくさんあります。
© 好奇心を“天職"に変える空想教室(サンクチュアリ出版 )より
このブログで映画のことを書いている理由が、この本に載っていました。
なのでこの本の紹介します。
後半にYouTubeがあります、本の内容の基になったプレゼンなので、文字より動画の人は是非!
このプレゼンを見て、泣いてしまいました、そしてまた、この本を読んで泣いてしまいました。
ちょっと長いですが、お付き合いください。
思うは招く
「思ったら、そうなる」と言う意味です、夢があったらなんでもできる、本当です。
子供だけではなく、大人も・・・
もう一度、
「自分の夢ってなんだろう?」
と考える。
日本は2004年をピークに人口が減り始めました。
今までの日本では起きないことが起きるでしょう~「これから先の日本は給料が毎年下がるような国になるかも」と。
でも夢を持って仕事をすることで、日本はもっと良い国になると、この本には書いてあります。
「あきらめなければ、夢は叶う」はよい言葉ですが、日本では夢を「あきらめさせる」人が多いとも書いています。
夢が「いらなかった」時代は終わろうとしている。
幸せになるためには、人に「してもらう」では、誰かにお願いする=お金が掛かると言うことです。
だから、まだできないことを「できる」ようになれば、更に誰かに「してあげられる」ようになれば、お金の支出が減るだけではなく、それが仕事になるかもしれないのです。
「長年の憧れ」をやめて、できることから探してみよう
この本ではロケットを例に取っています。
そう植松さんは「下町ロケット」のモデルになった人です。
ロケットを映画に置き換えてみると・・・
30年前はフィルムがないと映画を作ることはできませんでした。
でも今は、商業映画でも一眼レフのカメラがあれば撮影ができたり、自主映画であればスマホがあれば撮影ができます。
しかも編集ソフトも、昔は専用のコンピュータで高いソフトが必要でしたが、今は自宅のパソコンで編集作業もできるようになりました。
この世にあるものは全部、誰かが作り方を考えて作ったもの、だから作り方さえ判れば、誰でも、どんなものでも作ることができる、この世にないものなら、作り方を考えて、自分で作ればいいと。
ただロケットは独りでは作れません。
もちろん映画も独りでは作れません、どうしても他人の力を借りることになります、すると責任が生まれます。
泣くほどの嬉しさのためには「責任を持つ」ということ、責任の向こう側にしか仲間はいないということを理解する必要があります。
知らないこと。不思議なこと。
それは、英語で「ワンダー」といいます。そしてワンダーがいっぱいな状態のことを、「ワンダフル」といいます。
自分で考えて、自分でためす、自分にしかできない経験こそが個性になります。
他と違うもの=個性的なものを作ると、みんなから「必要だ」と言われるようになります。
やったことがないことをすると、人は失敗します。
「失敗しそうだから」は止める理由になりません、大切なのは「失敗したらどうするか、いっぱい考えてみる」です。
どれだけ準備をしても失敗はします、でもそのものに罰を与えてはいけない。
罰が嫌で失敗を避けるようになるから・・・
「失敗は許されない」なんて言わないこと、失敗を受け入れないと、新しいものは生まれない。
だから失敗した人には「なんでだろうね?だったら次はこうしてみたら?」と声をかけると良いのです。
現実というものは「これまでの人生」なんです。つまり、それは変えられない"過去"です。
今、まじめに勉強をして中学(小学校)お受験をして、良い高校→大学→大企業に行くと、安定して・楽をして・お金をもらえるようになることを期待しています。
逆に、一流大学に入ったから、一流企業に入ったから「自分は偉い」筈と思うのは、きっと楽しいことではないだろうと思います。
だから日本では、会社は誰でも作れるのに、日本のほどんどの学校では”雇われ方"どころか、”受験の仕方”しか教えてくれなくなります、しかも高額な費用で。
日本はコピー品ばかりを作っています、今は中国のことをコピー天国と言っていますが、日本も変わりません。
世界が真剣に探して求めているのは「やったことがないことを、やりたがる人です、あきらめずに工夫をする人」です。
わけのわからないものだけが、一番になれる
今の日本は”あきらめ方”を教わります、「おとなしくして」「聞き分けが良くて」「都合のよい」人間を作るためです、もちろん、今までの日本の会社にとってはそう言う人材が必要だからです、これからの時代は違います。
今は社会で生きていく上で大切なことはたったひとつ、「一緒に仕事がしたい」と思われるような人になること。
そのためには、人に「我慢=あきらめること」をさせることではなく、「だったらこうしてみたら?」と代替え案を出して上げることです。
本当の我慢とは「違う方法を、考えること」です。
夢の実現にいたる道は、一本じゃない
私は自分の夢を語るのが怖いです、しゃべりたくないです、この本にも書いてあります。
だってバカにされるかもしれない、笑われるかもしれない、否定されるかもしれない。
でも、それは間違いらしいのです。
バカにされようが、否定されようが、支えてくれる人=仲間に出会うまで、夢をしゃべり続けると現れるかもしれないからです。
だから、他人が夢を語っていたら、全力で自分の人脈の限りを尽くして、それを「やったことがある人」を見つけて仲良くなって教えてあげるのです。
「違う」人たちと手を組めば、どんどん強くなれる
思い切る
能力というものは、失敗なり成功なりの「経験」でしか身につくことがないので、「楽をする」と言うことは「経験」を避けていることになります。
だから人生の価値は、人生の時間を使って得た自分自身の経験で決まります、だから「迷った時は大変そうな方、楽しそうな方を選べ」ば、今より前に進むことができるのです。
発明のコツは、嫌なことに出会ったら「なんで嫌だと思うのかな?」と考え、それを克服する方法が人を助ける発明のキッカケになると書いています。
売れそうだと思えるものは、その時点でもう負けです、既にブームが終わっているから。
マーケティングからはなかなか良い映画が生まれないのと一緒だと思っています。
嫌なことをヒントにする、ヒックリ返してみるのが良いのかもしれません、発想によってチャンスと言えます。
わからないことを判らないままにしてはいけない、自立は孤立ではありません、だから人と出会って、力を合わせてる、みんなで行うのです。
人は誰でも「足りない」のですから、好きなことを伸ばそうとします、だから「自分のできないこと」を持ち寄ったらうまくいくことが多いのです。
だから自分の弱み、足りないところはどんどん見せる事によって、助けてくれる人に見つけてもらうのです。
本当に映画の共同作業に近いです。
好きなことは、誰にも止められない
人を輝かせる魅力の元は「好き」しかない、好きなことがあると共通の仲間が見つかりやすいし、力が合わせやすくなります。
好きなことは止めずに、いっぱい続けることが大切です。
何故、人を殺してはいけないか、私は昔こう考えました「人の自由を奪ってしまうから、自分は最大限の自由が欲しいから他人の自由も尊重する」です。
同時に「人の可能性を奪う」から殺人はしてはいけない、これは人の可能性を奪おうとすると象徴的な言葉「どうせ無理」も同様です。
他人の気持ちを計り知ることはできません、自己中心的に束縛してはいけません。
本当の絆は、他人を「受け入れる」「関わる」「見捨てない」です。
では他人はどうして「どうせ無理だ」と言ってくるのでしょうか?それは、実際にやったことがない人たちです。
またはやったことがない自分の”心”です。
思い続ける
夢というものは、単純に「大好きなこと」であり「やってみたいこと」です。
仕事というものは、単純に「人の役に立つこと」であり「社会の役立つこと」です。
二つは全然違うことですが、夢と仕事が一緒になっちゃうのはありなんです。
だって、大好きなこと・やってみたいことが、人や社会の役に立つなら、夢=仕事になってしまいます、幸せなことです。
どこか、映画を作ると言うことに近いですね。
この本では、アメリカの話が出てきますが、なるほど~と納得します。
アメリカで夢というと「やってるの?」と聞かれるそうです、スポーツで言うと、アメフトとベースボールをやっていて、NFLとMLBからドラフトされるのが判る気がします。
ほとんどの日本人は、夢も趣味も「買うしかない!」「してもらうしかない!」「お金を払うしかない!」と思い込まされています。
本来、夢とか趣味というものは、自分で考えて生み出すもの・・・
一生懸命の本当の意味は「一生、好きでいて」と書いてあります。
中途半端でも良い、何個でも一生好きで居続ければよいのです、そして自信を身につけるには「やったことがないことをやる」しかないと。
やるかどうかで迷った時は「やりたいか、やりたくないか」で選ぶ、決して「できるか、できないか」ではないということ。
感動
「やりたいこと」を見つけるためには感動すればいいのです。
映画を見に行くと感動できますよね、作ってる人もたくさんの感動があります。
日本語の「感動」をローマ字で書くと「Can do」になりますよね、そうこのプログのタイトルのことが、たまたまこの本にも出てきます。
Can do = 君ならできる
この本には、この「Can do」のことでネタ元を書いてくれています。
アメリカ航空宇宙局NASAの門に今から80年前に刻まれた文言だそうです。
Dream can do.
Reality can do.----思い描くことができれば、それは現実になる。
ぼくたちはもっと感動して、できるかどうかは気にしない、やりたいことはなんでもやってみる!
「明日のために、今日の屈辱に耐えるのだ」
と言う言葉が本の中で紹介されています。
バカにされたからってバカにはなりません、放っておけば良い、恨んだり、止めたり、呪ったりしてはいけない。
でもこの言葉の元は?
『宇宙戦艦ヤマト』の沖田艦長の言葉です。
悔しくてもさみしくても、ぐっとこらえる。でも「まずい」と思ったら逃げる。
自分の失敗が赦せなくて自殺する人がいます、そういう人は真面目で、優しくて、責任感が強い人ばかり・・・失敗して一人で考えていると「ぐるんぐるん」になっちゃって自分の立ち位置を見失います、そういう時はとりあえず「逃げる」を選べば良いのです、そして、
「ただいま成長中!」
と自分に唱えます、この言葉を使って”ネクスト自分”になれるのです。
ぼくたちはたった1回の人生をぶっつけ本番で生きています。
ぼくらは知恵と工夫で世界を救うことができます!そのために生まれてきたんです!
もしうまくいかなくて、
好きなことをあきらめそうになった時は、自分にこう言ってあげましょう~「だったら、こうしてみたら?」
自分がKindleで購入したら、プレゼント用にソフトカバーが欲しくなりました。
本の基になったTEDxSapporoの植松のさんのプレゼンがYouTubeにアップされています。
本の内容とほぼ一緒なので、こちらもどうぞ。
だから映画を作ります
僕は、ただいま成長中!
最後に映画を作ってから何年も経ちます、次の作品を作りたいと思っていますが、なかなか上手く行きません。
色んな壁に立ち向かっています。
もちろんお金もありません!
だからこそ、やっぱり映画に感動、そしてCan doです。
作りたい映画
たくさんあります、アイディアがたくさんあります。
このプログでは好きな映画を紹介してきます、そしていつか自分の映画も紹介したいと思っています。