4位 『ダイ・ハード』シリーズ
50代の私には、この作品が一番身近なアクション映画のような気がします。
原題は、「なかなか死なない」「激しく戦って死ぬ」から、不死身の男の物語という意味で使われています。
「世界一ツイていない男」ジョン・マクレーンを、ブルース・ウィリスが演じています。
現代を舞台にスーパーヒーロー然としていない刑事が、たった一人で悪人と対決、その中で仲間が増えていき、生き抜いていくという人間臭いアクション映画。
1~3くらいまでは、そのコンセプトに則って、過激さも増しながらも、ジョン・マクレーンの個性が前面に出てましたが、残り2作品は過激な映像が売りのシリーズの悪弊が出たような気もします。
主人公ジョン・マクレーン役は、当初、アーノルド・シュワルツェネッガーやシルベスター・スタローンが候補に上がっていたらしいが、TVシリーズ「ブルームバーグ探偵社」でコミカルな演技を披露して人気だったブルース・ウィリスに白羽の矢が立って、彼の代表作になりました。
この作品以降、ブルース・ウィリスもアクション・スターの第一人者として活躍しています。
『ダイ・ハード』(1988) シリーズ第1作
『ダイ・ハード2』(1990) シリーズ第2作
『ダイ・ハード3』(1995) シリーズ第3作
『ダイ・ハード4.0』(2007) シリーズ第4作
『ダイ・ハード/ラスト・デイ』(2012) シリーズ第5作
5位 『キングスマン』シリーズ
50代の私には少し意外なチョイス、20代に人気のシリーズと言えそうです。
この作品を見て思い出したのが、1998年製作のレイフ・ファインズ、ユマ・サーマン主演の『アベンジャーズ』という作品。
もちろんアイアンマンが出てくる『アベンジャーズ』(2012)とは全く別物で、'60年代のイギリスのテレビシリーズ「おしゃれ(秘)探偵」を映画化したもので、シルクハットと傘が『キングスマン』と共通していますが、テレビシリーズも含めて、何ら関係性はないみたいで・・・(笑)
『キック・アス』のマシュー・ヴォーン監督と原作者のマーク・ミラーのコンビでシリーズ化しており、今年公開予定の最新作もこの二人の共作となっている。
面白いのが、最新作は国際的スパイ組織"キングスマン"の出来るまでを描いた作品だが、主演が『アベンジャーズ』のレイフ・ファインズというところ。
このシリーズは、『ブリジット・ジョーンズの日記』や『マンマ・ミーア!』、『英国王のスピーチ』のちょっとお堅い感じのするコリン・ファースがアクション映画の主演を務めたところ。
共演には、『ロケットマン』でエルトン・ジョン役を見事に演じたタロン・エガートンが出演している。
イギリス発のスパイ・アクション映画という異色作。
『キングスマン』(2014) 第1作
『キングスマン:ゴールデン・サークル』(2017) 第2作
『キングスマン:ファースト・エージェント』(2020) 第3作 2020年9月公開予定
番外
8位 『酔拳』
10位 『スピード』シリーズ
26位 『燃えよドラゴン』