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【王様のブランチ】と私のホントにオススメのアクション映画 (洋画編)

私のオススメのアクション映画

上記に入っていない作品で、私がオススメのものをチョイスしています。

今回は、生身の人間のアクションを中心に選びたいので、『ブレイド』(マーベル・コミック)や『アンダーワールド』の吸血鬼などの超人的なアクションは除外しました。

最初にシリーズ化されなかったもの

『ニキータ』(1990)

フランス製アクション映画、映画の発祥の地(とも言われている)では、やはりアクション映画も盛んのようで、リュック・ベッソン監督も数多くのアクション映画を手掛けています。

街の不良集団の一人だった少女が、強盗に入った先で殺人を犯し、死刑判決を受けます。
しかし、そこには政府の秘密組織があり、命を助けられた代わりに、暗殺者として訓練を受けて行きます。
暴力的な少女だった主人公は、殺人を通じて自分の本質に気づき始めていきます・・・

なんと言っても、主演のアンヌ・パリローが魅力的、当時、リュック・ベッソン監督の恋人だったらしいですが(この監督、自分の恋人を次々に出演させてしまう素直な人です)、この作品では魅力全開で、殺人者の内面的葛藤を見事に演じていました。

ちなみに、ここでジョン・レノが死体を片付ける掃除屋を演じていますが、この役を発展させてできた映画が、後の『レオン』(1994)になります。

更にこの作品の高い評価で、ハリウッドで『アサシン』(1993)としてブリジット・フォンダ主演でリメイク、テレビシリーズ化もされています。

『フェイス/オフ』(1997)

『男たちの挽歌』シリーズのジョン・ウー監督の渾身のバイオレンス・アクション作品。
この作品の後に、『M:I-2』(2000)や『レッドクリフ』(2008)といった大作を撮っています。

最愛の息子を失いながらも、冷酷無比なテロリストを捕まえたFBI捜査官、その組織壊滅のため、変えを入れ替えて潜入捜査をしようとするが・・・

ジョン・トラボルタとニコラス・ケイジという2大スター共演、二人の男の執念とか、どこか『男たちの挽歌』に共通するところがある。
二人とも大スターでいろいろなドラマ・映画にも出ているけど、アクション・スターでもあると言うところで、この作品もアクションは香港仕込みで質が高い。

『ドライヴ』(2011)

デンマーク出身の新鋭ニコラス・ウィンディング・レフン監督作品、本作で見事、カンヌ国際映画祭監督賞を受賞。
主演にはライアン・ゴズリング、ヒロイン役にはキャリー・マリガンが扮する。

自動車整備工場で働く主人公は、その腕を買われて映画のカースタントマンをする一方で、裏稼業で強盗の逃走の手助けもしている。
ある日、同じマンションに住む人妻と出会い一目惚れをする。
彼女の夫が刑務所から出所して、彼のために主人公は一肌脱ぐことになるが・・・

『ワイスピ』の持っていたカー・アクションを前面に出して、映像の斬新さ、音楽選び、使い方のセンスも監督の上手さを感じさせてくれる。
プロモーション・ビデオのようなスタイリッシュさと、ライアン・ゴズリングの寡黙さ・キャリー・マリガンの可愛らしさといった物語性がマッチして、カーアクションと共に面白い作品になっている。

『アトミック・ブロンド』(2017)

40代の最強?(笑)の美女と言えば、シャーリーズ・セロンとリン・チーリン(林志玲)、チャン・ツィイー(章子怡)じゃない?かと。
シャーリーズ・セロンとチャン・ツィイーは、アクションも凄いときている。

シャーリーズ・セロンが冷戦終結直前のベルリンを舞台に、極秘ミッションに挑むスパイ・アクション。
次々に現れる刺客と壮絶な戦闘アクションを繰り広げる、肉体派!シャーリーズ・セロンが凄い。

最初の頃は、その美貌で、ラブ・ストーリーのヒロインを演じることが多かったシャーリーズ・セロンだが、『モンスター』で体重を増やし、体を売る殺人者を演じてアカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞。
『イーオン・フラックス』では、SF映画で本格的アクションに挑戦。
その後は、ディズニー映画や『マッドマックス 怒りのデスロード』(2015)や『ワイスピ』では悪役も演じている。

この作品は、シャーリーズ・セロンが、身体中に傷を負いながらのアクションと、惜しげなく傷ついた裸体をさらけ出しているところが凄いです!
本当の敵は誰か!?と言うオチもどうでも良くなるくらい、シャーリーズ・セロンが痛そう!と言うアクションを楽しめます。

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