7位『もののけ姫』
宮崎アニメ初の時代劇、室町時代の設定。
ナウシカやコナンは、既に人類の文明が滅んだ後の世界を描いていたが、この作品では、神の世界が人間によって破壊されていく様を描いている。
人間の創る文明が自然を破壊して、神の怒りを買う、それでも突き進んでいく人類の行く末を暗示している作品。
番外『ルパン三世 さらば愛しきルパンよ』
番外としたのは後ほど判るとして、ルパン三世2ndシーズンの『死の翼アルバトロス』とこの『さらば愛しきルパンよ』の絵のクォリティが半端なく、TVシリーズとは思えない出来だった。
この作品が無かったら『シン・ゴジラ』はできなかったのでは?と思っている作品。
6位『未来少年コナン』
宮崎駿を意識して初めて見た作品がおそらくコナン。
映画じゃないから番外にしろ!と言う話も有りますが、やっぱりこれがないと私としては宮崎アニメが語れない。
この作品が、その後の宮崎アニメ・スタジオジブリ作品の原点になっていると思う。
近未来、文明と自然、少年と少女の友情、そしてアニメとしての描写、全ての始まり。
で、やっぱり好き!と思えるキャラクターたちがたくさんいる。
ちなみに近未来のお話だけど、2008年の設定、既に過去というところは『2001年宇宙の旅』と一緒か(笑)