Most Shocking Second a Day Video
2014年3月にYoutubeに公開されて話題になった映像。
既に見た人も多いと思いますが、改めてここで紹介します。
なぜ、今更・・・
そう、セーブ・ザ・チルドレンの宣伝であり、寄付を求めるCMとも言える。
この手のCMを嫌う人たちもいるのも知っているけど、僕はこういう取り組みは必要だと思っているる。
この映像は、誕生日を迎えた女の子が、何らかの戦争(内戦)に巻き込まれていき、最後は避難所で次の誕生日を迎えると言うもの。
幸せな日々を過ごしている映像の後ろでテレビが、戦争へと向かうニュースを流している。
子供たちの悲劇を大げさに喧伝している、とも言えるのかも。
CMだから大げさなのは当たり前・・・作り物だから。
でも、実際に世界のどこかで起きている事、そう思って欲しい。
この映像では戦争に巻き込まれる子供を描いているが、最貧国では教育の受けることすらできない子供が沢山いる。
最貧国に学校を作る取り組みも、子供に教育を受けさせるために必要な施策の一つでもある。
実は、
学校を作れば子供が学校に通える訳ではない。
その地域のインフラの充実も重要な要素でもある。
例えば、
アフリカのとある村の側には水を補給する場所がないから、子供たちに片道1時間以上も歩かせて水を取りに向かわせる。
親は貧しいため働かないといけないから、自然と水を取りに行くのは子供の役割。
そこで、井戸を掘ったり、水道を通したりして、村に水を手に入れる手段を用意することで、子供が水汲みと言う労働から開放され、勉強する時間が確保できるようになる。
最貧国では、親が子供を労働力として使おうとする。
もちろん教育に時間をさく訳にはいかないと考える。
それは、親が教育を受けたことがないから、子供が教育を受けることによって、負のスパイラルから抜け出せると言う発想がないから。
当たり前のことだけど、僕の住んでいる日本とアジア・アフリカの最貧国では物価が違う。
日本でも子供の貧困が言われている、
日本の場合は、最貧国の子供たちより恵まれていながら、その物価の高さから負のスパイラルから抜け出せなくなる。
話はそれたけど、最貧国では1日150円有れば生活が出来ると言われている。
直接的に、食事を与えると言う取り組みも、学校を作る取り組みも、そしてインフラを整備することによる取り組みも、それぞれが子供の教育の向上へ繋がっていく。
教育を受けた子供たちが大きくなった時に、負のスパイラルから抜け出せるキッカケになって行く。
今回取り上げた映像が一つのキッカケになって、子供たちへの支援の重要性を考える人が、日本のような先進国に増えて欲しいと願う。
実は、NGO、NPOとして、寄付で子供を救う取り込みをしている組織は沢山ある。
もちろんどこの組織が良くて、どこが悪いか?と言うのは、自分で判断してくれれば良いと思う。
こう言った組織・団体によっては、会計の透明化を徹底しているところもあるし、逆に不透明な組織もある。
どんな取り組みに、どれだけお金を使って、職員たちにはどれだけ経費がかかったかをオープンにしている組織もある。
やはり、自分の寄付したお金が使われる以上、できるだけ多くのお金が子供たちのために使われる事を願いたい。
実際のところ
東京新聞:子ども貧困基金、寄付低調 首相呼び掛けも大口なし:話題のニュース(TOKYO Web)
と言う実情もある。
日本人は、寄付と言うものを余りしない。
海外では、お金儲けをした人は基金などを作って寄付をすることを積極的にやる。
裏返しのことを書くと「日本は金儲けは悪」と言うイメージが有り、お金を持っていることを隠したがる。
寄付をする=お金を持っている、と思われる、そういう心理から寄付に対して意識が低いのかもしれない。
寄付も一つの手段
セーブ・ザ・チルドレン Save the Children Japan
などなど、自分で調べてみると色々と有ると思います。興味が有れば是非!
正解はないけど
BVLGARI と Save the Children の一つの取り組みの形